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PAINTING & DRAWING



SCULPTURE

シリーズ作品 >>
8編の詩的な静物 / キャンバスにアクリル、サムホール 1990

ごくふつう居間などにあるテーブル・・・。その上にはいろんなものが置かれる。そしていろんな形のそれらはいつも移動し、入れ替わる。そんな日常に、時おり素敵なレイアウトを見つけることがある。以前から卓上の静物はよく描く方だったが、そのうちそれら、紙切れや、器や、時計や、ボタン電池や、ハサミやなどはどうでも良くなり単純な形態のみになった。それが何かわかるともうそれで一つのストーリーが勝手に出来上がってしまうから。見る人にあまり設定付けをしないで様々な観点で見てもらいたいと思った。この小品ははじめ、8つの物体が一つの卓上、つまり一つの画面にあったが、それぞれ主張もありにぎやかだったので一人ずつ横並びでも、縦並びでもと、8枚のキャンバスに分かれてもらうことにした。しかしこのままでは背景のテーブル端に線が一本と、一色に塗られた一つの形態とで単調さは否めない。それで、ふつうにどこでもあるギザギザのスキージで、物体のとこだけ厚く盛り上げたメディウムをこさいでナミナミ状のうねうねにした。美しいな。じゃあ、背景も要らないかな・・・となるといわゆるシェイプドキャンバスか・・・。とはいってもその道もE・ケリーら先達がたくさんいるので、近似したアプローチはシャットアウトしつつその後何年か後にそれも制作したがなかなか爽快とまではいかない。
ちなみに文字列は日頃メルひぇんチックではない私がトウトツに詩などをスタンプしてみたんです。




SCULPTURE

X-MARKING-WHITE 部分

その他の作品 >>
X-MARKING-WHITE / キャンバスにインク、F100 

モチーフが全く無くなった時期があった。何を描くか対象物の喪失だ。世の中全てイヤになったというわけではないんです。ただ描くという気持ちはあるんです。私だけではないと思います。こういうタイプの有名作品は実はたくさんあります。こういうタイプと言いましたが実はこのタイプにも実にたくさんのタイプがあるんです。ややこしいですが、描くものがないのに何かを描くと言う、行動に駆り立てる要因、概念を何か一つ決めようということで、私の場合はその時は単純な作業を苦役のように長い時間費やしてみたかったのでそういうこと(根詰め絵画みたいな)に決めました。でエレメントは何か?今までに描かれて無いものがそう簡単にありはしない。私のそれまでの絵はかなり符号が用いられていたので中でも単純な符号Xをあくまで描き続けることにしました。余談ですがXはこの国では学校時代からありがたくない記号なので悩みました。+はブライアンクラークが使っておられますので、Xをマーキング(ばみり)だということにして納得しました。しかし実際にやってみると端から文字入力のように改行しながら描きはじめても数十分、大きな画面でもたいしてかからず、折り返して下から戻ったり、小さいXをびっしり埋めても苦役とまでいえる作業量は無く体力的に不完全燃焼です。この問題は今でも解決してませんが手の速い動きや筆の息継ぎ絵の具の濃淡、揺らぎなどが無意識下に働き私自身の行なった結果が痕跡となり、予想しなかった綾の妙などが現れたりすると、どうもこっちを追求するのが本当なのだろうと思ってしまいます。左の作品は一部分です。




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